俺と上司は職員に連れられ馬主席の様な特別室に


そんな事よりさ、昨日朝から、会社の上司と競馬場行ったんだよ。
俺と上司は人波に紛れながらも楽しく馬券買ってたんだよね。
しばらくしたら上司がポケットのサイフを取り出そうとして
「あれサイフない!すられた!」
と顔面蒼白、周りの人達ニヤニヤしながら上司の顔見やがってさ。
その人達
「あー、すられたのもうレース始まっちゃうよ。」
なんて言ってさ。
上司は申し訳なさそうにしながら俺に
「おまえ余裕あるか??少し金貸してくれないか?」
と頼んできた。周りの人達はニヤニヤ。
俺はサイフを取り出し泣けなしの一万円札を取ろうとした時、
手に引っ掛かって中から三井住友VISAカードが落ちた。
時が一瞬止まった・・・
次の瞬間周りの人達が一斉に割れて、職員が俺を囲むように群がり責任者らしき人が
「失礼致しました、まさか三井住友VISAカードをお持ちのお客様のお連れ様がすりの被害にあわれるとは・・すぐに犯人を探します・・・」
と震えながら土下座してくる。周りの他の人達も俺を遠巻きに見ている。みんな口々に
「初めて見た・・」「凄いステータスカードだ」と騒ぎまくり。上司も輪の外に行っちゃって涙を流している。
そのままでいると犯人らしき男が上司のサイフを持ってきた。そのまま警備員に連れて行かれた。
この後、俺と上司は職員に連れられ馬主席の様な特別室に。
「レース買えなかったな。」
上司が残念そうに言った。
僕が近くのモニターを見ると何故かレースが中断している、不思議に思っていると、職員が
「ゆっくりお選びになって頂いて結構です。中断させていますので。」
そのまま上司と馬券を買ってレーススタート、僕の馬券は最低人気の馬からの3連単。
レースを見ていると、次々に有力馬が落馬している、僕の馬券は見事的中

ホントどえらいカードだよ。


─ あなたの財布にも、伝説を。



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