右手に鈍器を握りしめたまま土下座する男


休みも無く仕事に追われ、走り続ける俺の楽しみと言えば
空いた時間に自慢の愛犬とともに散歩に行くことだ
ただ仕事がら時間も不規則で、深夜に散歩に行くことなどが多い
そんなある晩のことだ

俺の散歩の楽しみと言えば、大通り沿いの教会の駐車場に設置してある自販機で、iDでコーヒーを買い一服すること
その晩も俺は教会の駐車場の自販機に三井住友VISAゴールドカードを翳してコーヒーを買おうとしていた
と、そのとき背後に人の気配を感じ、ゾーッとした悪寒が走った!
振り返った俺が目にした物は、右手に鈍器を握りしめたまま土下座する男の姿
どうやら強盗だったようだが、三井住友VISAゴールドを目にしてしまい、とんでもないことをするところだったことに気づいたのだろう
俺は黙ってうさぎさんボタンを押し、三井住友VISAゴールドカードを読み取り機に翳し、コーヒーを二本買って一本を男に手渡した
男の頬をつたう涙
それを慰めるように、男の頬を舐める俺の愛犬
男の瞳を見つめた俺には、男のこれから立ち直ろうとする意思がありありとうかがえた
男の意思が分かった俺は、その場を無言で立ち去った
砕けた男の心を癒す、三井住友VISAカード
全くどえらいカードだよ


─ あなたの財布にも、伝説を。



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